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2009年5月

本日発売です☆

『ふらぐ//ON!』本日発売です。よろしくね!

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トミノ監督に習う、12歳までに好きだったもの発想法

(この記事は、以前livedoorブログに書いた日記の転載です)

 富野由悠季っていますよね。アニメ監督

 あの方がちょっと前に、若手クリエイター向けに講演を行ったときに心に残った言葉がありまして。

「12歳までに好きだったものを大事にしなさい。それは一生を通じて好きであり続けるものであり、その人のクリエイターとしての本質と言えるべきものです(大意)」

 というんですね。

 12歳というのは、いわゆる「中2病」に罹るより前の時期、という意味だと理解しました。つまり、そっからは人間、リビドーで動くようになるから、いっぺんリビドー抜きで考えてみろよ、ということではないかと勝手に解釈。

 たとえば富野氏本人は、子供の頃はもう「宇宙」というもんが死ぬほど好きで好きでたまらんかったと。宇宙船、宇宙飛行士、宇宙開拓、そういうもんに憧れて、寝ても覚めてもそればっかり考えて生きていたと。
 まあ、そのくらいでないと、ああいう独創的な作品群は産みだせないということかも知れません。


 というわけで、坂東が12歳までに大好きだったものってなんじゃいな? と考えてみました。
 うーむ、ファンタジーに目覚めたのは正に中2どまんなかの頃だし、RPGの洗礼を受けたのは中3のときだし、クトゥルフ神話に到っては高校生まで知らんかったし。
 となると、あとは……。

1位:怪獣

 もう、たまらん好き。
 第2次ウルトラブームの申し子なので、帰りマンの怪獣のモコモコした愛らしいデザインも、Aの超獣のケバケバしいデザインも大好き。

2位:先史時代の生き物

 恐竜ももちろん好きなんですが、マンモスやスミロドンなんかの巨大哺乳類が、たまらん好きです。どことなく今の動物に似ているくせに、大きさとかフォルムとかぜんぜん違っていて、もう、もう。化石人類と同じ時期にいたのもポイント。
 博物館で
バルキテリウムの実物大復元モデルとか見ると、いまだに失禁しそうになります。

3位:古代史

 小4のとき、友人の父親であるところの校長先生に、近所の古墳めぐりに連れてってもらって開眼。小5のときにはすでに博物館に邪馬台国のシンポジウムを拝聴に行ったり、ようわかりもせんのに専門書を買い漁ったり。あと、お約束のように古史古伝に踏み込んだり。
 小学校の卒業文集に「考古学者になりたい」とか書いてたなあ。まあ、大学中退してザセツするんですが。

4位:怪人二十面相と少年探偵団

 乱歩のアレ。小学校の図書室にズラッと並んだポプラ社のハードカバーをひたすら読み倒していったもんですな。夕暮れの原っぱ。ひっそりした屋敷町。カビ臭い土蔵。異形だらけのサァカス。細びきで猿轡されたお姉さま。古時計のカチコチ音。
 あの退廃的な風景に魅了されたせいで、いまだに戦前の昭和・大正が好きなのかも。(そりゃリビドーそのものじゃないかという話はこの際おいといて)

5位:騎士

 たまたまうちの講談社少年少女名作全集に、スコットの歴史小説『アイヴァンホー』が入ってたせいで、騎士と中世ヨーロッパがマイブームになってたことがあり。甲冑! 城砦! 騎士叙任! 馬上槍試合! 異端審問!
 当時、まだ本格的なヒロイック・ファンタジーに触れてなかった(だって『
グインサーガ』より前ですよ、奥さん!)わけですが、すでに下地はできてたんですな。

6位:空母戦

 小学生当時、クラスの男子どもに人気があったのがWW2の戦車戦と空母戦でして。ジャガーバックスとかウォーターラインとか流行ってたしね。なんとなく坂東は空母好きのグループにおり、その流れで。ちなみに小4のとき初めて買った軍艦プラモは空母『葛城』。マニアックすぐる……。
 まあ、いまでは軍艦と名がつけば全般に好きですが、12歳くらいにはホント、空母にしか興味なかったなあ。戦艦なんか輪形陣の一部だと思っていた(暴言)。

7位:シミュレーションゲーム

 ボードの。中1のときちょうどホビージャパン、エポック、ツクダの3社が国産ゲームの販売をはじめて、ブームに触発される感じで。まあ12歳でギリギリやってたということで。
 多人数型ゲームに手を出したのは高校に入ってからだから、ここにカウントしてはならんのか、うーむ。

8位:アーケードゲーム

 インベーダーブームが小5のとき。12歳のころはまだファミコンは出てなくて、LSIの携帯ゲーム機全盛でした。小銭さえあれば近所の駄菓子屋兼ゲームセンターに駆けつけたもんなあ。
 学校でゲーセン出入り禁止令が出て、それでもなんとかしてゲームやりたくて、BASICプログラムを勉強するようになるのは、中学にあがってからか。

9位:中華料理

 当時、親父がボーナスもらったり、家族になにかお祝い事があると、みんなして地元・小倉にあった中華料理店『揚子江』に繰り出していたのですが、それがもう楽しみで楽しみで。中華=ごちそうという刷り込み。いまだに中華は特別な料理です。

10位:粘土遊びとブロック遊び

 もー、暇さえあれば、油粘土をこねくりまわすか、ダイヤブロックをカチャカチャやって、ひたすらなんか作ってる子供でした。レゴは高くて買ってもらえんかった。



 ……好きな順番に並べてみると、だいたいこんなものかしらん?
 テレビ番組とか小説とかで好きな作品、影響を受けた作品は、あえて割愛してみました。そのうち別にやるかも。

 まあ、なんですな。こうして並べてみると、坂東を構成している要素は、この時点でほぼ出そろってるんですな。やっぱり凄いや、トミノさん。

 しかし、ということは三大噺的にまとめると、紀元前の世界を舞台に、怪獣や大型哺乳類が大暴れし、捕らわれた姫君を助けるために馬上槍試合か空母戦で決着をつける話をやれと。

 ……はッ。

 こないだおろされた小説企画が、まさにそれだったんじゃあ……!!

 うきいいいいいいっ! まじめにやっときゃよかったああ!(頭をかきむしる)

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クナァンまでは何マイル?

 いよいよ発売がせまった『ふらぐ//ON!』ですが。
 下界の高校にやってきたアホ毛の天使カナエルさんが、故郷はどこかと聞かれて「クナァンからきました」と答えるシーンがあります。

 これね、最初は「イスラエル」だったんですよね。まあ、天使なんで、だいたいそのへんからきましたと。消防署の方からきました、みたいなもんで。

 ところが、かなり間際になってから編集さんから、「イスラエルだと、ちょっと意味がありすぎてどうかと思うので……」と、変更要請が出まして。まあ、たしかにね。
 「いっそのこと、なんか架空の国名とかにできませんかね」と言うのですが、もともとファンタジー作品ではないし、そんな都合のよい設定はなく。 「エデン」というのも考えたんですが、そっちはカナエルの所属する会社名として使ってしまったので。考えた末、クナァンからきたということにしました。

 クナァンというのは、聖書に登場する、神様が流浪のイスラエル人にあげるよといった「約束の地」のこと。だいたい今のイスラエルあたりのようです。「カナン」と表記したほうが聞きなじみがあるかも知れません。カナン星人とか女剣士カナンとは関係ないよ。より正確なヘブライ語だと「クーナァン」らしい。
 なんで「カナン」にしなかったのかというと、友人の作家・田中桂や伊豆平成らがやってるシェアワールドに「カナン 神と人の大地」というのがありまして。そっちとの混同を避けたのです。クナァンという音が気に入っているというのもありますけどね。

 今回は、この手の細かい聖書ネタをいろいろやらせてもらいました。まあ、せっかく天使モノだしな!
 他にも、カナエルと主人公が同棲してると聞いたクラスの男子どもが、カナエルのみてる前で、
「エリ・エリ・ラマ・サバクタニ!(神よ、なぜお見捨てになられたのですか)」
 と嘆いたりと、いろいろ小ネタがたくさんあります。ちなみにこのセリフは、処刑されるときのキリストの言葉ね。
 ほかにも、
「洪秀全やヒトラーのときは大失敗したし、逆にジャンヌ・ダルクやヤン・フスのときなんかは、危ういところで回避できたけど、一時はだいぶ危なかったらしいわ」
 とか口走らせたり、結構好き放題。

 バチカンから文句いわれないかしら。いわれねぇか。

 もし次巻を書く機会があったら、またいろいろやりまっせ。なんかネタあったらください。

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『ふらぐ//ON!』 最新情報

Sho0905_flagon  FBonlineで小特集を組んでいただけました!

 左のが、カバーイラスト。

 下が口絵コミック。
Shoimg31 Shoimg32  他にも、FBonlineには主要キャラ紹介とか、サンプル文章とかが掲載されています。(リンク先にいけば大きい画像が見られますよ)
 購入の参考にしてくださいまし。

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オリコン来週でしたw

 参加できるかどうかはびみょー。

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あ、オリコン参加できませんでした。

 いろいろあって、今回も参加できず。
 クトゥルフ卓立つかもとおもって期待してた人、もしいたらごめんなさいね。

 来月6日の大分中津のイフコンは全力で参加しますのでっ!

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ふらぐ//ON! カバーイラストはこんな感じ

Cvillust_03 FBオンラインより。
 カバーの元イラストですね。実際にはこれにタイトルとか加工した背景とか入ります。

 イラストレーターの奈月ここさんは、右側のアホ毛の方がお気に入りだそうです。
 この子ね、最初はイヤな性格でねw 決定稿になるまでに2回ほど大幅な変更があって、今のキャラに落ち着いたんですが。最終的には、ずいぶんと天然お人よしなキャラになってるので、たしかに人気出るかもなあ。出るといいなあ。

 でもま、坂東してはどっちかってーと、この二人よりも、普段はおっとりだけど有事には敏腕な女社長の方がツボなんですがね!

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いきなり暑くなって参りました。

 ここんとこネタがなくて、更新サボッてました。すいません。

 基本的に引きこもりだし、やっぱりお料理ネタとか食べ歩きネタとかやんないと、書くことないね。


 とかいっててもはじまんないので、小説『ふらぐ//ON』の話なぞ。

 発売日も今月末に決まり、ぼつぼつオンライン販売で予約していただいたお客様なんかいたりするらしく、大変ありがたいことなのですが。やはりというかなんというか、amazonとか見てると、『ギャルゲヱの世界よ、ようこそ!』なんかと同時注文してる人が多いみたいですね。
 いやまて、これは孔明ファミ通文庫の罠だっ!
 まあ、罠にかかっていただいた方が、ウチとしてはありがたいんですが。

 あと、電撃文庫の『ロミオの災難』とかも同時購入リストにあがってくるようですね。寡聞にして知らなかったのですが、ちょっと調べたところ、こちらもシナリオモノというか演劇を介してのメタ構造なお話のようです。ふーむ。こんど読んでみよっと。

 まあ、それ以外にも『こえでおしごと』とか『ディーふらぐ』のように、最近はギャルゲー業界の舞台裏みたいなものをテーマにした作品が多いみたいですね。
 だから4年前のプレゼンのときにさっさと企画とおしてくれていれば
 思えば、『ふらぐ//ON!』を書き始めたころは、ゲーム業界モノといえば『東京トイボックス』『大東京トイボックス』くらいしかなくて。で、それに感化されたわけでもないんですが、『ふらぐ//ON!』も今よりずっと業界モノに寄ってたんですよ。「締め切りの範囲内でギリギリ可能な限りのクォリティを追及する」みたいな話で。でも主人公はあんまり業界でやってく覚悟がすわってなくて、業界の先輩であるところのヒロインにいろいろ刺激を受けて変わっていく、みたいな。
 まあ、このへんの話は可能ならば2巻目とかでやりたいんですけどね。2巻目があるかどうか、まだわかんないけどね!

 とか書いてたら、mixiで『トイボックス』の作者様が足跡残していかれまして、思わずあわあわしちゃったりとか、いろいろと、まあいろいろとあったり。恥ずかしいなあ。

 まだ『ふらぐ//ON』の表紙イラストとかは公開されていないようなので、そのへんのタイミングでまた触れるかも知れません。



 さて、出没情報。

 6月7日、大分は中津のTRPGイベント『イフコンベンション』さんに参加することになりました。
 たぶん『クトゥルフ神話TRPG』のキーパーをやると思います。
 会場で、ちみっとだけ本の宣伝をさせていただけるようなので、話を聞きたいという酔狂な人はどうぞお越しくださいまし。サインくらいはしますよん。

 あと、今月末の『折尾コンベンション』さんにも、久々の参加。こちらも『クトゥルフ神話TRPG』を抱えて行く予定ですが、イベント参加人数によってはひょっとしたら卓が成立しないかも。前回もギリギリだったしね。それでもいいや、という人は会場で握手だっ。

 あ、基本的にTRPG関係のイベントは、呼ばれたらスケジュール等の許す限り参加したいと思ってますので。福岡とその近郊のコンベンション主催者さん、ぜひお声がけください。お声がかからなくても、勝手にお邪魔するかもですが。その節はよろしくね。

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